バスク医療の現場:混迷する医療システムの内幕と課題

バスクの医療現場を語る難しさ ―― 異国情緒と情報の曖昧さ

バスクの医療現場、なんだか最近になってまた妙に話題が増えてきた気がする。七つくらいあった労働組合ね、その全部じゃないけど、ほぼ順々に議会へ呼ばれて―まあ何て言うか、それぞれが割とストレートに今の状態を指摘したらしいという噂も出ている。「カオス」だとか「危機的」という言葉も投げられたようだけど、個人的にはどこまで大袈裟なのかわからないなぁ。いや、本当に? とは思いつつ、去年の夏辺りは救急車で医師抜きの出動が続発していたって話が結構耳に入った。それってさ、昔はそれほど頻繁でもなかったんじゃないかな、多分。

そして、その審議自体…春には始まるはずだったのが何となく遅延しちゃってて、正直全体的にも後追い感。ふぅ。しかし担当のサガルドゥイさん――女性の大臣なんだけど、「文化の転換」が必要だよ、みたいな発言をしていたって以前ニュースで見かけた気もする。でも「変えなきゃ」系の論調って、この国じゃ時折流れてくるものだから、本当に抜本的になる前触れなのかどうか…うーん、曖昧。バスク政府予算、大部分(というより正確には“半分以上”と言われる)を占める医療部門ゆえに周囲も一抹期待感あるっぽいけど、具体的な数値やクリアな計画までは全然伝わってこない印象だった。ま、いいか。

本段の参照元: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/10442-todos-los-sindicatos-sacan-los-colores-a-la-sanidad-vasca-hay-ambulancias-medicalizadas-sin-medico-16-09-2022

言語の壁を越えて ―― バスク医療問題の伝達挑戦

バスクの医療現場について、実際に日本語圏でちょっと深く触れてみようと思った時があって…思い返すと、本当に簡単には進まなかった記憶がある。まず、「バスク」って言葉自体がどうしてもヨーロッパ他地域よりもどこか朧げな異国風味が濃く漂うし、そのせいか何を話しても距離感が埋まりづらい感じというか。例えば医療体制とか組合問題について掘り下げようとした瞬間、一気に話題の温度差が広がる印象、変に固まっちゃうことさえ珍しくないんだよね。七団体とか八団体くらい存在する労働組織って事実を持ち出しても、大抵「へえ、そんな多いの」って薄めのリアクションで終わっちゃう。そういう意味で、日本だったら「来年は予算三割減」とか部門ごとの数字や割合みたいな具体的表現についつい流れるのに、バスクだと「半分超えるくらいかな?」みたいな曖昧さしか出てこなくて…。そのニュアンス、とにかく共有むずかしい。

議会審議そのものの遅れについて話す場合も——誰かに理由を聞かれて、「たぶん事情説明されたっぽい」みたいな中途半端な情報しか手元になかったり。本当に歯切れ悪くて盛り上げ材料なんて拾えやしない。「あれ?自分前にも内容取り違えて、その場でテンパリながら修正入れたぞ」なんて経験も正直数回ある。不思議だけど現地メディアでも数値データが細切れだったし、それを丸ごと伝える手立てもピンと来なくて。

だからさ…このジャンル、日本語圏では伝え方ちょっと工夫しないとうまく話続かなかったんじゃないかなぁ。ま、いいけどさ。

言語の壁を越えて ―― バスク医療問題の伝達挑戦

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