スペインのCOVID-19監査プロジェクト:遅れと不透明感の狭間で
スペイン保健省がCadena SERに語ったところによると、2021年9月に政府から任命された4人の専門家が、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応の監査プロジェクトを継続して進めているとのこと。でも…うーん、元々はこの報告書、たしか4か月以内――つまり2022年1月までには完成する予定だったんだよね。しかし蓋を開ければ8か月以上経過しても、「なぜこんなに遅れているのか」や「一体いつ終わる見込みなのか」に関して特に納得できる説明は何ひとつない。こういう曖昧さ、すごくモヤモヤするよ。
ちなみに、この監査で焦点になっているのは病院現場で発生した種々のミスや不測の状況、それから医療資材・スタッフ不足なんだけど、それだけじゃなくて「パンデミック最大級のブラックホール」と称される高齢者施設(約3万人が亡くなったと言われている)の実態にも切り込む形らしい。ま、高齢者施設に関しては当時色んな議論あったし…。
少し補足すると、この監査をやれって話自体は2020年8月、『The Lancet』誌に掲載された20人超えの専門家や科学者による公開書簡で「急ぎ必要」と指摘されたことがきっかけ。その後同じ年の12月になって、政府側も“教訓獲得”という名目でようやく実施を公式発表した流れなんだ。ただ…現段階でもまだ肝心要の報告書、その姿が見えてこない。ま、いいか。
ちなみに、この監査で焦点になっているのは病院現場で発生した種々のミスや不測の状況、それから医療資材・スタッフ不足なんだけど、それだけじゃなくて「パンデミック最大級のブラックホール」と称される高齢者施設(約3万人が亡くなったと言われている)の実態にも切り込む形らしい。ま、高齢者施設に関しては当時色んな議論あったし…。
少し補足すると、この監査をやれって話自体は2020年8月、『The Lancet』誌に掲載された20人超えの専門家や科学者による公開書簡で「急ぎ必要」と指摘されたことがきっかけ。その後同じ年の12月になって、政府側も“教訓獲得”という名目でようやく実施を公式発表した流れなんだ。ただ…現段階でもまだ肝心要の報告書、その姿が見えてこない。ま、いいか。
本段の参照元: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/10476-sin-respuestas-ante-el-retraso-de-la-auditoria-del-gobierno-sobre-la-gestion-de-la-pandemia-20-09-2022
海外事例から学ぶ難しさ:パンデミック対応の教訓を求めて
スペインのCOVID-19監査プロジェクトについて話そうとした時ね、まず「監査」自体の意義とか概念…うまく伝わらない壁に毎回ぶち当たる気がする。そもそもパンデミック対策がうまくいかなかった場面だとか、高齢者施設での混乱みたいな、ちょっと専門的だけど社会にもガッツリ影響与えている話題って、日本でも実は関心はあるものなんだよ。でもねぇ、報告書の提出遅れたり説明不足だったりすると、「え、本当に行政って透明なの?」みたいな反応になりがちなんだ。なかなかそこから一歩深く議論を広げていこうとすると……あっさり進まなくて、信頼できる出典とか物証レベルまで提示しないと、周囲を納得させづらい印象。 正直言って、日本国内の場合は医療現場の状況や雰囲気もぜんぜん違うし、「所詮スペインは他人事」みたいに距離を置いて見ちゃう空気感も拭えない。それに具体的な比較もしづらいし。そこへきてさらに - ほら、被監査側との資料やりとり・保管の手間も昔より煩雑になったでしょ?特にリモートワーク普及してからなおさらで、そのせいでどこまで進捗追えてるのか、自分でも怪しくなること多々あり(はぁ)。…その結果、「海外例をそのまま引き写せば済むか?」っていう甘さは持てないし[3]、「じゃあ私たち自身に本当に役立つ教訓になる?」と慎重に吟味しながら吸収するしかない場面ばっかり増えてるような気がする。ま、いいか。
