機械依存時代の社会変化と人間らしさの行方

シリコンから従属へ。いや、なんだろう、こういうタイトルを付けた時点で既に「もう抗えないんじゃないか」みたいな気分になるのは私だけ？ま、とりあえず進めよう。昔、人間は機械を自分たちの手助けとして作った——これは誰もが知っている事実。でも、最近では逆に機械が人間をコントロールし始めてるって意見もある。なんだか皮肉だよね。今やテクノロジーに依存する傾向がどんどん強くなっていて、その結果、「一体どうしてこんなことになったのか」よりも、「この抜け出せなくなった現状で自分たちは何をすればいい？」と問われる場面が増えてきた気がする。ああ、でもこれって未来の話じゃなくて、むしろ既に今日起こっている現象とも言えるらしい。

エリート層とか“ディープステート”なんて呼ばれる存在について批判的になる人、多いよね。でも実際には、その権限を与えてしまっているのは私たち自身なのでは、と指摘されることも少なくない。えっと、それからさ、解放されるためだと思って導入したテクノロジーが、逆に背後で操作している…そんな可能性も完全には否定できない。不安になるよね。抵抗しようとすればするほど影響力が強まるという妙な仕組みまで働いていたりするわけで。この構造は、人々の注意を意図的に散らしたり分断したりして依存させるために設計された——そんな噂さえある。本当にそうなのか？まあ、自信は無い。でも古来から使われてきた誘導方法が、今では新しい道具によって進化し続けている感じは否めない。

映画『ターミネーター3』で軍人が「スカイネットはウイルスを打ち負かす」と発言するシーン、ご存知かな。その時ジョン・コナーが「スカイネットこそウイルスだ」と返す場面……あれ結構印象的だった。今考えても示唆的というか。「自分たちのためにつくったシステム」がいつしか巨大な影響力となり得る。そして、「スカイネット」は未来のものではなく既に日常生活に溶け込みつつある、と主張する声も現れている。

元々テクノロジーはただの道具だった。それなのに最近、そのあり方にも変化が生じてきた気配を感じざるを得ない。うーん、本当どうしてこうなる？効率性とか快適さとか管理能力とか…本来なら社会全体への恩恵だったはず。しかしここ数年、「人間側こそテクノロジーへの従属状態になりつつある」という話題もしょっちゅう耳に入るようになった。スマートフォンによる行動追跡やAIによる購買提案、それから移動や思考への影響まで…自分自身で主導権握れていない現実について警鐘を鳴らす声が絶えない。本筋戻すと、まあ要するに抜け出せなくなる瞬間はもう目の前まで迫っている気配さえしてしまうわけだ。

便利さって、なんだろう。まあ、たぶん怠惰と表裏一体なのかもしれないよね。人類が車輪を発明した時点で、努力よりも簡単な道を選ぶ本能がもう芽生えていたのかな、とか思ったりする。いや、別にそれ自体は大して危険でもない――はず。でも、えっと、そのまま無管理で放置しちゃうとさ、利点だったはずのものが依存へと転化していって、それどころか密やかな支配みたいなものに至る場合もあるっていう話も耳にする。あー…自分でもちょっと言い過ぎかなと思いつつ、本筋戻すけど……。

僕らが普段乗る車だとか、家電製品、それから日常的に食べている食品ですら、自分自身では全貌を把握できない複雑なシステムの上になりたっている気がするんだよね。2000年代初頭にはもう、自動車は燃料供給から安全機能まで全部を制御する「走るコンピュータ」になっていたわけでさ。それだけじゃなくて今ではアップデートが直接車両に送信されるようになっちゃったし、「運転」という行為そのものも100%自分の手中じゃなくなった感覚あるよね。あーいや、ごめん、自動車だけじゃないんだ。その話ばっかりしそうになるけど……。

GPSとかスマートデバイス、それからクラウドベースのシステムなどなど、多方面で技術への依存度が高まってきている現実もあるし。_電力がなければ_何にもできなくなるし、もしシステム全体が止まっちゃった日には、不便なんてもんじゃ済まなくて――日々の活動能力そのものまで大きく揺らぐ可能性だってありそうなんだよね。うーん、考えれば考えるほど不安になる。

ビジネス面でも、人間味みたいなの減ってきた気がするんだよなぁ…。昔はカスタマーサービスって専門性とか誇りの象徴だった記憶あるけど、今や自動応答システム中心になっちゃって、本来持ってた人間的側面とは違う空気漂わせてる感じ？利用者は延々と続くプロンプトに導かれて、自動生成された質問へ答えながら進むしかなく、生身の担当者につながろうと思えば手順多すぎて疲れたりしてさ。でも仮につながったとしても、その担当者自身も画面上の台本通りしか喋らない印象受けたりすること増えてきた（ような気すらする）。咄嗟の状況変化への柔軟対応力や主体性…薄れてるという指摘もちらほら見聞きするし。「イニシアティブ」とか「共感性」について従来より希薄との声もあり、人間的要素より仕組みだけ残された――そんな印象になる場面、多くなった気もしなくない。

こうやってテクノロジーは生活全般に染み込んできていて、その結果として僕たちは以前よりさらに高度な依存状態になった、と言われたりしている。本来なら便利グッズ扱いだった存在が時としてユーザーの日常判断や行動まで左右しちゃう瞬間すら出てきて、「機械使う」より「機械についていく」色合い強くなる事例もしばしば浮上してるんじゃないかな？ああ…関係ない話だけど、この前スマホ落とした時めちゃ焦ったわ…。閑話休題。

自動車は僕らを移動させるし、スマートフォンは毎日の行動履歴ぜーんぶ記録してくれる。それだけじゃなく住環境まで温度・照明・セキュリティ等々幅広く自律制御化されつつある現状。この先どうなることやら…いやほんと、大丈夫なのかなこれ…。

テクノロジーを日常にどんどん組み込めば組み込むほど、私たちはそれ抜きで生きていく力をいつの間にか失っている気がする。いや、失っていると言い切っていいのかな…うーん、ともかく、目の前のシステムに依存しすぎてる現実は否定できない。しかも、そのシステムって案外脆くて、壊れる時は本当にあっけなく壊れるものだ。依存度が高ければ高いほど、その分だけ弱点も大きくなる。 ま、いいか。でももしシステムが完全に止まったらどうなる？利便性が消えるだけじゃなく、自分という存在そのものまで機能停止しかねないんじゃないかと、不安になることもある。

昔はマニュアルトランスミッションで車を運転する人がほとんどだったのに、今じゃギアの場所すら分からない人が増えてしまったようだ。ああ、本当に時代は変わったな…。これって「便利さ」と引き換えに基本的なスキルや勘所みたいなものを手放していく典型例なんだろう。最近、自分でも気づけばテクノロジーばかり信じて直感を後回しにしている気がする。まあ、仕方ない部分もあるけれど、それゆえに何もできなくなりそうな自分にふと戸惑うこともある。この依存状況について、「無意識のうちにコントロールされる側へ回った」と語る専門家もいるらしい。

ただ、テクノロジーは単なる道具である以上の存在になりつつある気配もうっすら感じる。使いやすさや便利さだけじゃなく、人や社会へ影響を及ぼしたり操作したりする手段として使われ始めている、と言われてるし…。そもそも道具だったはずなのに、「制御」とか「誘導」なんていう別の役割まで担うようになった。ニュース記事とか買い物行動、それから移動先までも…多岐にわたる領域で影響力が広がってる姿を見ると複雑な気持ちになる。

でもこの種の影響力自体、新しい現象とは言い難いそうだ。計画された設計による場合もあれば、徐々になし崩し的に進化してきたケースなど様々な要素が関与しているとか。それで結局「繰り返し」によるコントロールという形態につながっていて、この面ではコンピューター技術との相性が極めて良い、と誰かが話していたっけ。しかし、この手法自体はかなり昔から用いられており、一部権威主義国家などでも応用された歴史例が残っている。

ヒトラーとかプーチンみたいな指導者たちによって同じメッセージをひたすら流し続け、大衆側の認識境界線ごと曖昧化させてしまった出来事――妙に生々しく思い出される。当時必要だった演説・ポスター・公営メディアによる働きかけ、それらはいまやアルゴリズムとかソーシャルフィード、それからターゲティング広告なんかで簡単に再現可能になってしまった。

アメリカ合衆国の場合、この「繰り返し」だけでは終わらず、「増幅」という現象にもつながっており、多様な技術チャネル経由で意図せず特定情報への接触頻度や機会にも影響している――そんな話題もちょっと前によく耳にした。本来なら自由化への希望を背負った技術基盤なのだけど、その内部構造のおかげ（？）で知らぬ間に個人思考や信念形成、それから投票行動などにも間接的作用となる事例もしばしば見受けられる。 …余談だけど、自分自身SNSスクロール中についつい流されちゃう瞬間、本当に多いと思う。

ソーシャルメディアプラットフォームやニュース媒体、更にはアルゴリズムまでも、多様な主体による意見反復・強調作用のお陰（いや皮肉かな）で、公衆意識形成プロセスにも一定程度寄与するようになったと言われている。そのため、「真実」よりも「繰り返し」の方こそ重視され、その結果として世論や空気感まで左右され始めた場面――最近よく見掛けたりするよね。不安と言えば不安だけど…また本筋戻すと、この循環はいまだ終わらず続いているようだ。

物語が時代ごとに移ろい、それにつれて大衆の信じるものも微妙に形を変えていく。ああ、なんだか自分でもよく分からなくなってきたけど、矛盾にぶつかることさえあるんだよね。でも結局、その混乱で一番得をしているのは、本当のエリート層らしい。昔から「何度も繰り返せば、人はそれを事実として受け止めてしまう」…この仕組みは、何世紀も前からこっそり使われてきた。独裁者たちは分かっていたんだ、大勢の考え方なんて反復で簡単に塗り替えられるし、本物の真実や嘘なんて曖昧になる、と。でも今はどうだろう？テクノロジーのおかげ…いや、おかげじゃないな、むしろ災厄かな、このやり方が産業レベルで機械的に広がっていて、私たちの脳みそまで組立ラインの商品みたいに加工され刻まれてる気がする。

ソーシャルメディアのアルゴリズムとか、24時間ずっと回るニュースサイクルとか――正直うんざりだけど――絶え間ない情報の流れで、僕らはただ情報を浴びているだけじゃなく、その量にも圧倒され続けている。あれこれ虚構や扇情的な見出し、人為的に作られたストーリーが繰り返し流れて、「これが現実」と錯覚させられているような感じすらする。いや違うかな？でもそうとしか思えない時もある。エリート層はその力を使いこなしながら、操作された物語によって僕らが何を見るか・考えるか・信じるか、それどころかどう感じるべきかまで一定範囲コントロールしている可能性…まあ否定できない。特に過激な主張ほど拡散されやすくなるので、その結果社会的な分断も進むわけだ。この循環そのものが自己増殖して頂点層だけ恩恵を得続ける仕組みになっていて…あぁ、もう嫌になるね。

それなのに彼ら（エリート）は、自分たちが生み出した問題の根っこには触れずとも済むことも多い。「混沌」が富や影響力維持に役立つという仮説もあるけど、正直納得できちゃうところが怖い。その中心には終始「欲望（greed）」という要素――まぁ言葉選び次第だけど――それ自体エリートによって巧みに利用・強化された特徴だという見解まで存在してたりする。それってなんとなく『ハンガー・ゲーム』シリーズで描写された世界にも似ていてさ…。裕福な人々は贅沢と娯楽で気晴らししている間、多数派は人工的希少性とか管理下で苦しい日々を送っていた設定だったっけ。スペクタクル（見せ物）が人々を無関心にさせ、不平等への正当化と権力構造温存につながった、と指摘する声もちらほら。

我々の日常社会では登場人物名や道具こそ違うとはいえ、「大衆を細切れに分断し不安定へ誘導し、一部権力者だけ裏側で優位性維持」というストラテジーについて継続的議論が絶えない状況になってる。一部では「エリート」や「ディープステート」と呼ばれる存在への抵抗運動ですら、本当に注目すべき課題から目線逸らし逆説的に現状維持勢力へ利する面あり、と指摘され始めてもいる。有名人ならイーロン・マスク氏やドナルド・トランプ氏など、市民代表とかアウトサイダーとして持ち上げられること多いけど――ふと思えば本当にそうなのかな？実際には既存システムとの深いつながり抜きでは成立不可という報告もしょっちゅう聞く。そして最近ホワイトハウス周辺で名前よく見るピーター・ティール氏やスティーブン・シュワルツマン氏など巨額資産家兼政界通達者について、「現行システム解体より自身および特定利益集団への便益拡大志向なのでは？」という疑義も尽きぬ。こういう現象全般について陰謀論とは異なるスタンスから、「支配」「権力」「影響」の枠組み内で冷静分析対象になっている……ま、それでも全部鵜呑みにできない自分もまだここに居たりするんだけどさ。

システムに「反抗する」と語る人たちが、うっかりそのシステムをどこまでも押し進めていること…案外多い。ああ、なんだか皮肉な話だけどね。テクノロジーとかメディア、それに富――これらは現状維持のための道具として簡単に使われてしまうんだよな、と半ばうんざりしながら思う。気付けば僕たちは「抵抗」しているつもりで、その実、応援団みたいになってる可能性もあるわけで…。ま、いいか。でも本当は何と戦っているんだろう？もしかしたら敵は外じゃなくて、中なのかもしれない。

えっと、一瞬考えすぎる自分を止めて、本題へ戻る。僕たちがもしその構造を支えれば支えるほど、仕組みはますます強固になり、逃げ場がなくなるような感覚さえ覚える。それなのに、不必要なモノを買ったり、「羊の皮を被った狼」に投票したり…。一回一回のクリックやスクロール、ただなんとなく選ぶだけで、この妙な構造の歯車になっていく。どうせ僕ひとりがやっても意味ない、そんな風に思いたい時もあるけどさ。

意味が希薄な商品やサービスにお金を落とすことで、その資金は上層部へ流れていき、最終的にはエリート層の利益となる政治活動の原資になることだって考えられる。でも結局それ、自分たち庶民にはほとんど関係ない方向で使われたりするから、なんとも虚しい。コントロールというものは必ずしも富とか技術から生まれるとは限らず、ときには信念とか妄信から湧いてくるものなんだよね。不意にそう思った。

「Caprica」っていうテレビドラマではテクノロジーが崇拝されちゃって、もう宗教以上だった気がする。もちろん全部が宗教じみて現れるわけじゃないけど、人間の帰属欲求や従順さ、「信じたい」という衝動から力を得てしまう場合も描かれていたと思う。その作品中ではデジタル意識が神扱いされて、「信仰」と「プログラム」の境界線すら溶け合っていた……こうして書いている自分もちょっと混乱してきたな。

最近は現実社会でも似たようなことが起こっている気配を感じることがある。正直、多くの場合、人々は政治的・宗教的・陰謀論的ナラティブなど何かしら執着しやすい傾向にあって…まあ、それぞれ自由だけど、その内容が事実ベースとは限らないところにも問題がありそう。その人自身の価値観や見たい世界観――それさえ裏付けてもらえるなら支持するよね、と。でも論理だとか証拠、それよりむしろ日常生活で得た経験すら置き去りにして、「確信」だけで安心してしまう…やっぱ面倒くさい世の中だ。

そしてこの現象、多くの場合権力者側も承知していて、それを巧みに利用するケースもあるだろうなと思った次第。いや、本当にそうなのかな？少なくとも僕にはそう映る瞬間はあるよ。

彼らはその状況を支えているんだよね。ああ、なんでって、結局のところ人々が何も考えずに従っちゃう時って、支配する側からしたらコントロールしやすいからさ…たぶん。でもこれは別に新しい話じゃない。宗教というものは、何世紀にもわたって大衆を管理するために使われてきたとよく言われるし、その過程で批判的な思考を抑えたり、新しい情報が信念を揺るがせることに強い抵抗感を生み出してきた、と指摘されることもある。あー、ちょっと脱線しそうだけど…いや、自分でもほんと疑問だけど、本筋戻ろう。聖書の中ですらこういう操作的な描写が複数見つかると言われている。それだからこそ権力者が信念体系自体に目をつけても驚きはない、と感じてしまう人も多いんじゃないかな。一度心が信仰というものにanchoringされちゃえば、それ以降導いたり操ったりするのは案外簡単だったりする場合もあるような気さえする。証拠？まあ必須じゃなくて、繰り返された言葉や情熱、それから一体感——こういうので成立してしまうとも噂されていて…。そして皮肉なことに今まさしくこれらが今日の認識形成ツールとして用いられている、と指摘する声もしばしば耳に入ってくる。我々は相互接続性によって成り立つ脆弱な仕組み（もうちょっと崩れそうな砂のお城みたいなやつ）を築き上げてきたけれど、その反面で同じくらい壊れやすさも抱えている、そんな風にも思える。

想像してみてほしい……もし突然電気が消えてグリッド（送電網）が完全停止した世界になったとして――いや、多分ピンと来ないと思うけど。本当に全て止まっちゃった時、自動車だとか携帯電話、それから銀行システムまで、私たちの日常全部テクノロジー頼みなのだと改めて実感せざる得ない。ごく小さいトラブルひとつで、大規模混乱につながる可能性について色んなところで囁かれているしね。太陽フレアとかEMP攻撃、更にはただのシステム障害でも、一瞬で世界全体がお手上げ状態になる危険性…現実味薄いけど実際あり得なくもないって話だ。我々自身が作った便利さや管理システム——それ全部一斉機能停止、突然無力化。そして本当に備えなんかほぼゼロだった自分達の姿にはじめて直面して唖然となる。いやもう、「いつもシステムそこにある」って安心感だけで日々過ごしてた結果なのかもしれない。そのギャップ（現実とのズレ）は相当根深く、おまけにU.S.軍とか主要機関すら影響受け得る範囲内だぞ、と語られるケースまで出始めている。

TVドラマ『Revolution』では電力供給ストップによって社会秩序そのものが音速崩壊した様子……なんとも言えず印象的だった。同じようになれば我々の日常生活のみならず社会構造自体への甚大影響リスクも当然考慮しなくちゃならなくなるだろう。ただ技術依存ゆえ適応能力そのものまで鈍化した現代人として、それぞれ取り残された環境下ではどう対応策・準備不足へ向き合えるのか正直誰にも読めない部分ばかり。でも、「もしもの時」、事態悪化へのプロセスは必ずしもじわじわ進行とは限らず、一気呵成型パニック突入となった例——想像以上に多かった気もちょっとして……ま、いいか。不安になる理由は十分すぎるほどあると思うんだよね。

それは、ほんとうに一瞬で起こる。ああ、なんというか、完全なリセットだ。今の私たちが毎日当たり前に頼っているシステム――根付いているように見えるものすべて――がパッと消えてしまい、何も残らなくなるらしい。電力も通信も消滅しちゃうんだろうな。現代的なインフラなんて跡形もない。ま、考えたくないけど。

ドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』ではさ、人類がすべてのテクノロジーを捨て去って、新しい始まりを求めて白紙からやり直そうと決断する場面がある。でも、それでも数千年後には同じサイクル…また始まっちゃったらしいって話だよね。本当に無意味だったのかな？いや、そのとき破壊されたテクノロジー自体は消えたわけじゃなく、なんか姿を変えて再び生まれてきたみたい。そして結局また同じ過ちを繰り返してしまう、と。

一部ではね、「技術」そのものよりむしろ、それを操るシステム自体のほうが危険なのではという指摘も聞く。「道具」を使う構造そのもの…そこが問題だって。でも……あれ？ まあいいや、本題戻そう。そのため、本質的な生き方とか社会構造そのものへの大転換が伴わない限り、このサイクルはずっと続く可能性、高いみたいだ。ただ単純に技術から離れるだけじゃ状況は劇的には変化せず、その仕組み自体が再度作り上げられることになるんじゃないかと思う。

もし今歩んでる道、このままずっと進んでいったなら、このリセットはただの「あり得る出来事」なんてもんじゃなく、多分かなり高確率で避けられない運命になっちゃう気配さえある。「システム」に合わせて少しだけ柔軟に変化したとしても、それだけじゃ足りなくて…。疑問とか拒否感とか、自分自身でも持つこと、大事かもしれないよね。

来る崩壊（まあ本当に来るのかわからないけど）を乗り越えるためには、単なる技術への依存だけじゃなく、その支配権握っている人間への依存から距離置こうという意見にも耳傾けざるを得ない気分になる時がある。「犬についたノミ」みたいな、ごくごく小さい抵抗ですら仕組みに作用する場合があると言われているし、小さな行動でも多く集まれば、「傀儡師」に委ねっぱなしだった決定権から解放され、自分たち自身で基礎から築き直せる余地へつながっていくらしい。

この構造的問題について、一度落ち込んだ穴（困難）から這い出ようとしても、新しい土砂（問題）が次々降り積もっちゃう…そんな例え話まで出たりして。それぞれ解決策立ててもさらに深みにハマっちゃった経験、正直あるよね。そして必死になって登ろうとしてみても、「システム」の重圧によって何度でも引き戻され続け、最終的には壁全体ごと崩れてしまいそう……そういう可能性について語られていた。不安になるなぁ。そのあと「嵐」がやってきて全部覆いつくしてしまう――先行きを想像すると簡単とは言えず、とても長く苦しい道程になる…そんなふうにも言われたりしている。

でもさ、もし自立を身につける努力をサボっちゃって、本当のつながりも取り戻せなくて、私たちを管理するシステムから距離を取れないままだと…うーん、ほんとに最後には何も残らないかも。いや、なんでこんな話になるんだろう？ああ、嵐が来ても土の中に埋もれて終わるだけじゃなくて、自分たちでまた一から何か作れるようにしておく、その覚悟が必要なのはやっぱり私たち自身なんだよね。まあ、まだ時間はある…多分。未来を取り戻したいなら、変化は避けられないし、そのためにはずっと依存させ続けてきたシステムから意識的に距離を置く選択が要ると思う。でも実際どうすればいいんだろうな、と時々考えてしまう。本筋にもどそう。

それでね、自分自身や次世代へ「自立」ってもの―つまり食べ物を育てるとか、自動車修理するとか、一昔前には強みだった基本的なスキル―こういうの教える責任がある気がしてならない。いや別にテクノロジー全部ダメ！って言いたいわけじゃなくて、それら賢く使えばちゃんと役立つ。でも自分という存在まで機械や道具で規定され始めたら…その瞬間、多分支配されちゃう可能性高いと思う。課題は全部捨て去ることじゃなく、「主導権」をこっち側へ戻すことなんだよね。

デバイスばっか眺めたり使ったりする生活から少し離れることでさ（まあ無理な日もあるけど）、テクノロジーが本当に私たちのためになる未来へ歩み出せる気がする。一歩一歩、小さいアクションでもいいんだ…。例えば野菜の育て方学ぶとか、子どもたちに現実世界で助かるサバイバル術伝えたり、「今日は車じゃなくて徒歩！」って決めたり。そんな些細な選択でも「システム」の力はゆっくり弱まっていく…気がする（いや妄想かな）。脇道逸れるけど、この循環から抜け出そうとする人増えてったら、人との関係性ベースの新しい何か生まれるんじゃ？アルゴリズムや機械とは全然別種の。

ただね、この手のスキル習得して満足して終わり！では絶対ダメで、それこそ子どもや周囲にも渡してかなきゃ意味薄いと思う。「サバイバル」って急ごしらえで慌てて覚える技術というより、「レジリエンス」という遺産として静かに伝承され続ければ素敵なのにな、と夢見たり…。

そういや僕自身コンピューター専門家として働き始めだった頃、自分ひとりトラブルシュートしたりシステム設計携わったりしてた。当時はまあ、それ作っている意味信じ込めていたし、そのツール群のおかげできっと生活良くなるぞ〜！とも思えた。でもいつしか変化が見えてきちゃった。不安定というか違和感というか。それで最終的には距離取ろう、と決断したよね。本当に欲しかった未来像失われ始めた感じだったし…。そこからもっとシンプルな暮らし目指すようになった。不思議だけど今となれば、多くの場合、人間はコンピューター命令する側ではもう……

彼らはそう言っていた、うん。でも正直に言うと、それが本当に自分の意図だったかというと、なんだか違和感がある。今の世の中全体も、まるで同じような状況に落ちてしまった気がする。私たちは、何世代も前から使われ続けてきた老朽化した基盤の上に、更なる複雑なシステムや政府や金融ネットワーク、AIとか社会工学――いや、もう色々積み重ねすぎて名前を挙げるだけで疲れてくるな、とりあえず全部載せ盛りみたいになっている。ちょっと脇道それるけど、この「載せ盛り」って表現…妙に食欲がなくなる。ああ、戻ろう。

当然、その重さには土台が耐えきれない可能性も大いにあるわけで、実際もうひび割れみたいなのが所々見えてきている気がしない？インフラストラクチャー自体どんどん脆弱化しているし、それだけじゃなく文化的にも分断が深まりつつあるようだ。そして人々の精神状態も、この情報過多の時代では負担ばかり増していて息苦しい感じすらする。本当はもっと気楽でいたいよね。

もし崩壊――いや、本当にそんなこと起こってほしくないけど――仮に起こったとして、それって絶対スムーズな再起動になるとは限らないと思う。不本意ながらリセットボタン押されちゃうとか、大規模な失敗や災厄によって強制的な変革を迎える羽目になるかもしれない。それとも…まあ考えたくはないけど、自分たちには選ぶ余地さえ残されていない事態とか。そういう展開ってフィクションだけだと思いたいよ。

ところで、『バトルスター・ギャラクティカ』というシリーズでは、人類自身が新しいスタートを切るため技術を全部捨てざるを得なくなる場面が描写されていたっけ。似たような選択肢を我々も突き付けられる日が来ても不思議じゃないし……いやむしろ、その選択肢すら与えられず流されることだって無きにしも非ずだろう。

さらに言えば、その後数千年経とうとも、人間という存在はまたぞろ似通ったシステムを再構築してしまった――という描写だったような気がする。このシリーズで繰り返されたセリフ、「これまでも起こったことであり、そしてまた繰り返される」。なんとなく皮肉めいているけれど、本当にその通りなのかもしれない。この流れ、多分止まらず延々と続いていくんだと思う。

私たちはこの機械（システム）を自分たちで操作できていると信じ込んで安心している節も少なくない。でも実際にはどうなの？仕組みそのものが既に主導権を握っちゃっていて、人の日常からデータや労働力や注意力まで吸い上げ続けている状態なのでは、とふと疑問に思ったりする。ま、いいか。

私たちは、何かを進歩と呼んで自分自身を納得させてきたのかもしれない。うーん、実はその裏でずっと警告が鳴っていたのに、フィクションだと思って笑い飛ばしていたっけ。でも今になってみれば、どうやらその影の中で日々を過ごしているような気もする。アインシュタインが「第三次世界大戦がどんな武器で戦われるかは分からないが、第四次世界大戦は棒と石で戦われるだろう」と言ったこと、知ってる人も多いよね。
この言葉はただの引用じゃなくて、一種の予言めいて受け取られている、と誰かが言っていた気がする。なんだろう、自分でも時々考え込む。もし、このシステムが本当に根底から崩れてしまったなら……いや、そんな日なんて来ない方がいいに決まってるんだけど、全部失う可能性もゼロじゃない。ふと脇道に逸れるけど、最近ATMすら止まる夢を見た。本筋に戻すけど、多くの人は、それなしでは生き方すら思いつかず、不安と混乱で突拍子もない行動に走ることも想像できてしまう。

現金の価値なんて一夜で消えたりしそうだし、食べ物も手に入らなくなるとか……想像するだけで変な汗出てくる。自給自足とか修理とか、昔ながらの知恵？　正直バカにしてた人ほど、その時には不安しか感じられないかもしれないなぁ。でもまあ逆に、不安じゃなくちゃんと備えてきた人とか、知恵から自然体へ戻った人なら、生き残れる確率だって上がる気がするんだよね。「ま、いいか。」と言いながらも結局それこそ一つの現実なのかもしれない。

リセットというものは、おそらく避けようとしても何かしらの形でやって来る。それが明日なのか十年後なのか知らないけど。その時、自分自身も一緒になぎ倒されちゃう側になるのかな……それとも、一度静かな心を取り戻して、その後に備える立場になれる？　選択肢は目の前にある――ああ、本当に答えなんて簡単には出せそうにないや。