医療センター建設計画の曖昧な現実
2020年2月中旬頃だったか、イサベル・ディアス・アユソがSNSで「新しい医療センター二十数カ所」と言って写真を載せていたのを見かけた記憶がある。黄色い線で強調されたタイトルの下に、名前がずらっと並んでいた。その時点ですでに七割近くは以前から何度も告知されていたものだと指摘する人もいて、一部は十年以上前から話題になっていたみたい。実際には、工事の契約が決まった施設は片手ほどしかなく、完成している建物でも開院していないケースがあったり、まだ計画段階にも入れていない所も混ざっている。今年度内にほぼ出来上がると言われているのはナバルカルネロIIという名前くらい。他にも分類すると、既存だけど未稼働、新たに工事発注済み、来年以降に入札予定、それと図面さえできていないやつ、と四つくらいになるっぽい。選挙前になるとこういうリストが再浮上すること、多かったような。全部揃うまでにはまだ少し時間かかりそうな雰囲気だった。
本段の参照元: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/11067-ayuso-prometio-22-centros-de-salud-nuevos-en-2020-ninguno-se-ha-inaugurado-todavia-07-02-2023
静かに進む専門家たちの知識共有の輪
実際のところ、これについては明確に言い切れるものではないようだが、どうも最近になってから関心がじわじわと高まってきている気配がある。例えば、ここ数年で何となく七十人ぐらい集まる勉強会みたいな催しも開かれていたようだという話を耳にしたことがある。主催者自身も正確な人数は曖昧だったみたいだけど、思ったより多かったらしい。こういう流れには一部の専門家や研究者もゆるやかに加わっていて、知識共有というより雑談っぽい雰囲気で話題になることも珍しくないとのこと(初歩的なメディア報道より)。だからと言って、それが急激に広まったとは言えず、むしろごく一部の界隈で静かに進んでいる印象も強い。
