コロナ禍の高齢者施設の苦悩 - 感染と人手不足の現実
サンティアゴの高齢者施設A Raiola O Hórrreoで、最近になってコロナ感染が広がったという話を聞いた。入居者は四十人弱くらいなのに、そのうち七割以上が感染したらしい。働くスタッフもかなり感染して、現場には普段の半分以下しかケア職員が残っていない時期もあったみたいだ。家族会や関係団体からは、「夜中に何時間も寝たままで世話されず、食事も十分じゃない」とか、「おむつ替えやトイレ介助が追いつかず、衛生面も心配」という声が出ているとか。ただ、それが毎日続いているのかどうかははっきりしない部分もある。自治体側はあまり積極的な対応を見せていないようで、現場では「自分たちだけでは回らなくなる」って不安も少なくなかったみたいだ。全体として、とても厳しい状況だったようだけど、一部ではまだ詳しい事情までは伝わってこない感じ。
本段の参照元: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/8371-desesperacion-en-la-residencia-de-mayores-a-raiola-los-internos-se-pasaron-trece-horas-meados-y-cagados-hasta-el-cuello-17-01-2022
記憶の中のある現象 - その広がりと認知の変遷
何となく思い出すけど、その現象がいつ頃から注目され始めたのか、はっきりした記憶はない。多分、七八年前くらいに話題になった気もするし、もっと前から細々とあったような気もする。最近になって妙にメディアで取り上げられることが増えたみたいだけど、本当に広まった理由って一つじゃなさそう。誰かが言い出したのをきっかけにして、一部の人たちの間で静かに広がった、とでも言うのかな。初期の頃は、ごく限られた層しか知らなかったみたいだし、その頃の状況を正確に語れる人は今となっては少数派なのかもしれない。ある時期から、日常会話にもぽつぽつ登場し始めて、それが徐々に定着していった印象。ただ、全体像を把握している専門家なんてごくわずかで、大多数は「何となく知ってる」程度だったと思う。それでも少しずつ周囲の認知度が高まってきて、その流れ自体が自然発生的だった、と感じる人も結構いるみたいだ。
