コロナワクチンと新しい細胞性免疫検査法の研究
スペインのある研究グループが、SARS-CoV-2に対する細胞性免疫を調べる新しい検査方法を最近開発したとされている。ISCIIIという機関が中心になっていたはずだが、アメリカやシンガポールの医療研究者たちも関わっていたらしい。これ、CXCL10という分子が細胞性免疫のマーカーになるかもしれないと見つけた話で、そこに遺伝子解析っぽい技術も使われていたとか。サンプル数は七十以上だった気がするし、PCRを応用して短時間で多くの検体について測定できると言われている。コスト面でも従来より安上がりになる可能性はあるみたい。ただ、どれくらいワクチン効果が続くかという点では、まだ何となくしか分からない部分も残っている印象。Nature Biotechnology誌に載ったことだけは確かだろうけど、それ以外の細かなデータや実際の現場応用については今後さらに検証されそうな雰囲気だったと思う。
参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/9861-un-nuevo-test-mide-la-inmunidad-frente-a-la-covid-y-la-proteccion-de-las-vacunas-19-06-2022
新型コロナをめぐる情報の広がりと社会の反応
なんとなく話題になり始めたのは、あれは数年前だった気がする。正確な時期は曖昧だけど、その頃から周囲でもちらほらとこの現象について噂する声が増えてきたような印象だ。特に、都市部より少し離れた場所では、話題になる頻度が多かったとかいう人もいる。初めて耳にした時には、それほど大ごととも思わず流していた人も少なくないみたいだ。ただ最近になって、ニュースやSNSなどで取り上げられることが増えてきて、関心を持つ層も広がった感じがある。断片的な情報しか出回っていなかった初期とは違い、今ではさまざまな立場の意見や体験談も混じるので、一概に語るのが難しい部分も残るかもしれない。
