カタルーニャ医療予算:WHOの推奨25%に届かない現状と課題

カタルーニャ予算案と医療現場の叫び声 〜WHOの25%勧告と現実のギャップ〜

今まさに、カタルーニャの予算案がParlamentで審議されているわけだけど、Pere Aragonès政権はPSCとかcomunsと手を組んだことで成立しそうな気配が濃厚だ。とはいえね、医療現場からは不満の声がチラホラ聞こえてくる。具体的には2022年と比べてプライマリ・ケア(Atención Primaria)に回る予算はたった1ポイント増加しただけで、全体の医療支出18%っていう数字なんですよ。これ…なんか物足りないというか、正直まだ遠い感じがしてならない。[3]

ご存じかもしれないけど、WHO――つまり世界保健機関――はその25%を推奨していて、それなのに未だそこへも届いていない状態が続いているっぽい。「25% Atención Primaria Ya」キャンペーンみたいな団体や医療従事者たちも抗議とかストを起こしてきた。何度でも言うけど、本当に多いんだよこういう動き。

ちなみに2023年分として追加されたお金は279百万ユーロとのこと。一見すると、「おっ、大幅増?」と思わせられるところだけれど…例の団体によれば「まぁ、必要不可欠な増額ではある。でも全然十分じゃない!」みたいなキツめのコミュニケ発信しててさ。この停滞感と言うべきか…いや正直パンデミック以降もロクに改善されておらず、しかも国連から再三勧告受けてもなおこの有様だから、「やれやれ」というため息しか出ない。(ま、いいか。)

本段の参照元: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/11109-catalunya-destinara-el-18-de-los-presupuestos-a-la-atencion-primaria-y-no-el-25-reclamado-por-los-sanitarios-16-02-2023

停滞する医療予算 〜コロナ禍後の苛立ちと変わらぬ現状〜

実は、医療従事者や「25% Atención Primaria Ya」といった運動団体が繰り返し声を上げている。今のところプライマリ・ケアへの予算配分は、WHOが勧告するあの「25%」にどうしても届かない現状なのだ。この事実…まあ、みんな内心では前からわかっていたんじゃないかな。カタルーニャ自治政府が2023年向けに追加した2億7900万ユーロについても、「必要不可欠な増額には違いない」と受け止めつつ、それでも満ち足りたものとは断言できない――と声明で指摘したらしい。うーん、この手詰まり感と言えばいいのか…コロナ禍以降も、とくに顕著になった印象が否めない。国連から何度もしつこく是正勧告を受けても、結局変化は目立たなくて、その苛立ちみたいな感情だけが空気中に沈殿してしまう感じがするよ(小声)。

停滞する医療予算 〜コロナ禍後の苛立ちと変わらぬ現状〜

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