スペインのプライマリ・ケア危機：市民が立ち上がる大規模デモの舞台裏
2025年、スペインのムルシアやバレンシア州、それからバレアレス諸島、アラゴン、ガリシア、アストゥリアス、そしてマドリードあたりで、「Salvar la Atención Primaria（プライマリ・ケアを守る）」ってスローガンが掲げられたデモがどーんと実施されてたっぽい。けっこうな大規模だったみたいだけど、その狙いとしては診療への投資増やしてほしいとか、専門職の人数アップしたいとか、とりわけ待ち時間ゼロでちゃんと対面診察してもらいたい――まあ最終的にはプライマリ・ケアそのものを救って！ってことだった感じ。プラットフォーム「Salvar la Atención Primaria」にはFADSP（サンティダ・プブリカ防衛協会連盟）、それから労働組合のCCOOとかUGT、さらにFAECAP（地域看護・プライマリ・ケア看護連盟）、NGO「Medicus Mundi」とか含めて100以上の社会団体が名を連ねててさ、マドリードでは保健省前で昼過ぎ12時ちょっと回った頃から数百人規模の抗議行動になったみたい。中には消費大臣Alberto Garzónさんも顔出してたらしいよ。 デモ参加者たちは、「プライマリ・ケアはもう不可欠だ！」とか「公的医療！」みたいな声を張り上げつつ、市街地をずんずん練り歩いていた。（へえ～）他にも「医療や教育に負担を押し付けるような借金返済なんて望まない」なんてシュプレヒコールも出ていた模様だよ。ま、いいか。
参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/9064-manifestaciones-por-la-atencion-primaria-recorren-espana-para-salvar-este-pilar-basico-del-sistema-publico-de-salud-28-03-2022
医療現場の苦悩：慢性的なスタッフ不足と待ち時間問題の実態
専門職の不足とか、診療までの待ち時間が伸びている現状については、FADSPやCCOOっていう関係団体もかなり憂慮しているっぽいね。特にスペインだとムルシア州とかバレンシア州辺りを中心に、そもそも慢性的なスタッフ不足とか予算カツカツな状況が続いていて、実際、プライマリ・ケア現場の多くで順番待ちが結構長引きがち。ま、いいか。結果的には住民がサッと適切な治療を受けられる機会自体が制限されるっていう現実に直結してる気がする。だから「Salvar la Atención Primaria」ってプラットフォームなんかでも、公的支援の強化とか、継続的な構造改革の重要性をしっかり挙げているみたいだよ。
