インフルエンザ克服への挑戦:多様な型に効く革新的ワクチン開発の最前線

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えっと、2025年5月にScience Translational Medicineっていう科学誌で、第1相の臨床試験の結果が発表されたんだけど、それを見ると研究チームがいわゆる「広範囲に効くインフルエンザワクチン」の開発をがんばって進めているみたい。でさ、インフルエンザウイルスにはA型だけで18種類も亜型があって、さらにB型にも2種類あるらしい。ウイルスの表面にはHA(ヘマグルチニン)とかNA(ノイラミニダーゼ)っていうタンパク質がついてて、これが型分けのポイントなんだよね。 要するに、特にHAのほうはウイルスが人の細胞に侵入するときに使うパーツで、免疫もこの部分を狙ってくるんだけど……ここがよく変異しちゃう。だから毎年毎年ワクチンを作り直す必要があったわけ。ところが、HAの「茎」の部分って意外と安定してて変化しにくいから、最近はここを攻める新しいワクチンの開発が色んなとこで動いてるって感じ。 それで、この安定した領域を使えば、毎年流行するタイプはもちろん、新しく出てくる鳥インフルエンザみたいなものにも対応できそうってことで、科学者たちはこの方法ならかなり未来につながるワクチンになるんじゃないかって期待してる。(2025年Science Translational Medicine掲載)

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/11360-un-paso-mas-hacia-la-vacuna-universal-contra-la-gripe-tras-los-resultados-de-un-ensayo-con-humanos-24-04-2023
正直なところ、今けっこう眠いし、サクッとまとめるね。 ・米国立アレルギー・感染症研究所のMantus博士曰く、「ユニバーサルインフルエンザワクチン」の開発が難しい一番の理由は、とにかくウイルスの種類が多すぎるってこと。 ・世界中のワクチン研究者たちも、この多様性にけっこう苦戦してるっぽい。 ・特にA型は鳥とか豚とか人間にも広がるからめんどくさいし、B型も実は気を抜けない感じ。 ・アメリカだとH5N1を持つ野生渡り鳥が問題になってて、日本じゃあまり聞かない話だけど、ヨーロッパだと水鳥もパンデミックになる可能性あるみたいで…まあ、リスクはどこにでも転がってる感じ。 ・ウイルスの型ごとにワクチン開発する順番とか重要度も違うし…。で、アメリカのVaccine Research CenterではHA「茎」部分(ここ保存性高い)のワクチン候補を3種類テストしてたらしい。 ・複数国でこの「茎」への抗体反応を細かく調べてて、新しくわかったこととしてH3/H7/H10とか各タイプでターゲット位置が微妙にずれてたりするってさ。そのへん最新データ出てきてるみたい。 まあ正直、この分野はどこも譲らなくて国同士ですごい駆け引きになってそうだけど、現場的にはかなり混沌としてそうだなと思った…。

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Comments

  1. Guest 2025-11-25 Reply
    去年ね、実は社内のチームでmRNA使ったインフルのワクチン開発プロジェクトにどっぷり関わってたんだよね。いやこれがさ、「いろんな型に効く?」って話になると、理屈ではいけるっぽいんだけど正直臨床やってみないと分からん…みたいな、そんな雰囲気がめちゃ強くて。自分も現場サポートしながら副反応データ集めてまとめて、直接スタッフとか被験者さんとも接して…ぶっちゃけ手探り感すごかった。 でもさ、それが逆に「あー、新しいフェーズ来たな」って心底思えた瞬間だったなーっていうか。もっとちゃんとこの辺、追い詰めて知りたい気持ちほんと消えなくて。うずうずするくらい。この領域ほんとおもしろいと思うよ!