マドリード州、血液採取協定が変更へ:2025年から新たな4年契約

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マドリード州の献血システム: クルス・ロハとの協定の舞台裏

2014年、マドリード州の病院が必要とする血液を集めるには2つの方法があるんですよね。ひとつは院内でスタッフや来院者に声をかけて献血を募るやり方。それからもうひとつは、町を巡回する移動採血車による街頭採血なんです。2014年以降、この街頭採血の仕事はクルス・ロハ(Cruz Roja)という民間組織に委ねられることになりました[1]。その年発効した協定によれば、1バッグごとに67ユーロが支払われていて、その結果、2018年までの合計売上は41,947,242ユーロにもなったんだそうです。

この協定の署名者は当時の保健局長だったハビエル・フェルナンデス・ラスケッティ氏。ただし、彼は後に病院民営化計画が司法で却下された直後に辞任しています。この協定では、公的機関のセンター・デ・トランスフシオネス(Centro de Transfusiones)が供給管理や病院への分配など運用面全般を担当している形ですね。

ちょっと小耳にはさんだ話だけど、サニダード関係者によると現行の協定は2024年12月31日で終わってしまいまして、それ自体も今まさに司法調査中。なんだか複雑ですよね。しかしながら2025年1月1日から再開される予定の新しい協定では期間が6年から4年へ短縮されており、その条件として今年同様、1バッグあたり68.65ユーロが支払われるみたい。また年度ごとのIPC(消費者物価指数)の調整も盛り込む予定なんだとか。ま、いいか。

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/1483-la-comunidad-de-madrid-privatizara-de-nuevo-la-donacion-de-sangre-con-cruz-roja-pese-a-que-la-justicia-investiga-si-es-legal-22-12-2019

2024年末を迎える協定の行方: 新たな血液供給契約の模索

2014年、保健局長のハビエル・フェルナンデス・ラスケッティさんがサインして、運用自体はセンター・デ・トランスフシオネスが受け持ったあの協定、今となっては2024年末をもって期限切れになるし、そのうえ現在は司法調査の対象になっちゃってる状況。新しい協定についてはね、たぶん2025年から始まることになりそうで、どうやら期間が4年間に縮められるとか、それと1バッグにつき68.65ユーロという価格(消費者物価指数で調整アリ)が想定されてるらしいよ。いやー、このへん細かい数字とか方針、ちょっとまだ確定じゃないけど…。ま、いいか。

2024年末を迎える協定の行方: 新たな血液供給契約の模索

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