公的医療制度、市民の8割が肯定的評価も改善への声は根強く

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公的医療制度への市民の複雑な評価 〜満足と改善への期待のはざま〜

2025年4月、CIS(Centro de Investigaciones Sociológicas)のバロメトロ・サニタリオ調査の結果をぼんやり眺めてみると、公的医療制度について「良好またはかなり良好」と答えた人が53.9%。でも、実は「重要な改革が必要」って感じている人も45.1%いたんですよ。わかる気もしますね。過去12ヶ月に公的医療サービスを使った層だと、なんと80.7%がプライマリケア(家庭医)にかかっていて、その8割超が全体的に対応へポジティブだったみたいです[1][2]。

とはいえ、待ち時間とかアクセス面には色々と悩みもあって――まさにここは長年の課題感あるなぁという印象――22.5%の患者は家庭医の予約だけで11日以上待つ羽目になったそう。最近増えてきた電話診療ですが、71.6%がこの1年で電話による受診経験あり。でも満足度となると割れ気味。「かなり満足」が28.1%、そして「非常に満足」は15.6%、一方で「やや不満」も28.7%、さらに「全く不満」17.3%。まあ…賛否両論ですね。また市民の間では、この方法って実際は患者よりお医者さん側ばっか便利なんじゃない?という見方が少なくなくて、「非常に同意」が22.4%、「同意」も49,5%にも及ぶんです。

ちなみに、公的保険のみ利用している割合は89,7%となっています。ざっくり対応全体への評価を見ると47%が「良い」、31,8%は「非常に良い」と答えていて、プロフェッショナリズムや安心感などの点では比較的高評価。一方で、ごく一部にはさらなる改善を求める声もちょっと混じってます[3]。ま、いいか…。

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/10166-la-consulta-medica-por-telefono-no-convence-a-la-mitad-de-los-ciudadanos-que-la-ven-mas-comoda-para-el-doctor-que-para-ellos-25-07-2022

医療サービスの現状と課題 〜市民の声から見える制度の実態〜

日本の公的医療制度って、全体的にすごく評価されてる気がするんだよね。でも実際には、患者側が感じるアクセスの問題ってまだまだ残ってるのも事実かも。たとえば家庭医の予約は想像以上に待つこともあるし、「電話診療って本当に便利なの?」みたいな議論もよく耳にする。こういう市民からの色んな声が集まると、やっぱり今後制度自体をもう少し見直さなきゃ…なんて思っちゃう。ま、いいか。それでも日々暮らしていく中で感じるちょっとした不便さが積み重なることで、制度への改善ニーズがより鮮明になった印象は否めないかな。

医療サービスの現状と課題 〜市民の声から見える制度の実態〜

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