スペインの歯科医療の現実:若者の33%が経済的理由で治療を諦める衝撃データ

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えっと、2025年5月時点のスペイン、ちょっと気になるデータ。まず、公的給付が15歳未満まで広がったんだけど、でも14歳から25歳の若者の33%が「お金ないから歯医者行けない」って現実があるらしい(情報元はConsejo General de Dentistas)。うーん、やっぱり背景には、「痛くなったら行けばいい」って長年の感覚とか、制度の不十分さが残ってるみたいで。 それにね、実際、国全体で見ると半分以上の人が10本以上歯を失っちゃってる。21本以上(ご飯噛めたり普通に話せる最低ライン)ある人って45%しかいないんだってさ。これも同じくConsejo General de Dentistasが出してる数字。 オスカル・カストロ会長も「スペインでは口腔保健の文化自体根付いてなくて、痛みを感じてからやっと歯医者に行こうって思う人がほとんど」みたいなこと言ってる。それでWHO(世界保健機関)の考え方についても触れられてたけど…なんか国全体で考え方自体もうちょい早めに切り替わればいいのになぁ、とちょっと思った。

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/11402-un-pais-que-va-al-dentista-menos-de-una-vez-al-ano-porque-no-lo-puede-pagar-04-05-2023
あー、スペインの国民皆保険って言ってもさ、歯医者の治療はそんなに全部見てくれるわけじゃないんだよね。で、それって実はドイツとかイタリアも似たような状況。うーん、ユーロスタットのデータ見るとさ、スペインとかイタリアで「歯科治療受けられませんでした」って人の理由のほとんどが「お金がかかりすぎるから」なんだよ。少なくとも4分の3くらいそう答えてるっぽい。 ドイツだったら、一応民間保険とか会社の福利厚生でどうにかなる場合もある。でも…まあ、それでもちょっと難しいというか、高度な治療とか見た目系(審美歯科)になっちゃうとやっぱり自腹きつくて、特に若い人たちは「予防しよう」みたいな感じより、「痛くなったら行けばいいや」って放置しがちみたい。 このあたり、結局「痛いから仕方なく行く」みたいな習慣が根強いし、どこの国でも制度や意識をガラッと変えるのは本当に簡単じゃないなぁ…なんて思う。いやもう、本当…。

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Comments

  1. Guest 2025-11-27 Reply
    正直、ここ数年スペインで歯医者やってて、本当に若い患者が前より減ったなあ…って毎日のように思う。ついこの間もさ、大学生の子が来て「虫歯なんとかしたいけど、バイトの給料じゃきつくて」とか言うから、もう聞いてるだけで苦しい感じ。実際、日本と違って保険が効かないから、そのまま帰っちゃう人も結構いるんだよね。「親知らず抜いた方がいいよ」って伝えたところで、「そんな高いの?」みたいな微妙な顔されちゃうし、自分もちょっと言葉詰まる。でも現実、自分だって生活かかってるし、一人ひとり丁寧にやりたい気持ちはあるけど…この金銭的な差は本当重い。思った以上に壁を感じる。 それぞれ家庭の事情とか国によって色々あるしね、だから時々他の外国人スタッフ同士で軽く愚痴こぼしたりもするんだ。「あー、スペインらしいわ~」みたいな感じで変に盛り上がっちゃうことも多かったり。この問題、一体どうすればいいんだろ…今でも答え出ないままだわ。