スペインの公務員ストライキ、労働組合の内部対立と行政交渉の難航

Published on: | Last updated:

スペイン労働組合の大混沌:分裂と交渉の迷宮

2025年3月8日、マドリードの公務員部門で8Mフェミニストゼネストがあったんだけど、その時SAS(Sindicato Asambleario de Sanidad de la Comunidad de Madrid)が、いわゆる「Bloque combativo y de clase」ってやつで、CNTとかCGTと一緒になってた。行政側が最低サービス案を出してきたんだけど、それを彼らは「ちょっとやりすぎじゃない?」って感じで受け入れなかった。ちなみに、SASはもっと緩い、「日曜日並みに少なくていいし、仕事の範囲も狭めでOK」みたいな最低サービスだけでどう?って言ってたっぽい。でもそれも結局はね、行政に却下されちゃった。

そういえば資料なんだけど、公務員部門の最低サービス案とかFomento省の決議文書とか、SASが「この最低サービス量、多すぎ!無理!」みたいに拒否した時の議事録まで入ってる。Fomento省(交通・インフラ系の省)の決議を見ると、「UGT」とか「CCOO」、あとCGTやCNTやUSO、それからCSIFだとかco.basとかAST、SUTSO、IA、それにSAS自身とUnión Sindical Obreraまで、とにかくかなり多くの団体名が招集団体としてずらーっと並んでる。思ったよりも人数多そうというか…これ、本当に現場まとめられるのかなって気になった。

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/1113-sas-convocante-de-la-huelga-general-feminista-del-8m-no-acepta-los-servicios-minimos-propuestos-por-la-adminstracion

公務員ストライキの舞台裏:情報収集の難しさと組合の攻防

あ、これ、最近スペインの公務員系ゼネストで話題になってるやつ、ちょっと自分なりに整理してみたかったんだよね。けど…正直めっちゃ複雑すぎて、ノートごちゃごちゃになった。特に困るのがこの3点。

1. 労働組合の主張バラバラ問題
うーん、まず「UGT」とか「CCOO」とかいっぱい出てくるし、さらにCGTとかCNTとかUSO、CSIFも絡むともう何が何だか…。それぞれ言ってること違うしさ。例えばサンティアゴ医療関係のSAS(マドリードのサニダッド会議系のやつ)、ここの人らは最低サービス案(スト中でも最低限残す仕事範囲ね)に超慎重。でも他の組合はもっと強気だったりするし、一致団結できてないのがずっと課題で…。そういえば各組合Twitter見てても温度差エグい。

2. 行政とのぶつかりまくり
大事なのはここで、行政・政府側が出す最低サービス案に対して、ほぼ毎回労働組合がNOを突き付けてるところ。交渉まとまらん。実際、SASが出した提案もさらっと却下されてたりして(これマジで?ってなった)、今後もこの拗れ続きそうな空気感…。正直見てて胃痛くなるパターン。

3. 情報集めるの超大変…
あとね、一番地味だけど一番困ったのは、「Fomento省の決議」みたいな公式資料とか、公務員部門の内部文書がネット上で普通に手に入らないこと。噂レベルでしか回ってこない話も多いし…。一次資料ちゃんと確認したいタイプとしては、「信頼できる情報どこ!?」状態。これほんと困るんだけど知ってる?もし公式議事録とか公開されればありがたいけど、大体クローズドだからモヤモヤする。

……要するに、それぞれの立場整理するだけでも難しいし、交渉は平行線になりやすいし、とりあえず情報不足で混乱しっぱなし。「スペイン流」なのかな、このカオス感。

公務員ストライキの舞台裏:情報収集の難しさと組合の攻防

Related to this topic:

Comments