えーっと、バルセロナにあるUniversitat Oberta de Catalunya、略してUOCって言うんですけど、そのUOCとあとHospital de la Santa Creu i Sant Pauって病院の研究チームがね、COVID-19の後遺症――これ、「COVID persistente」ってよく呼ばれるやつ――を持つ患者さんでさ、疲労とか抑うつ、不安とかアパシー、それから他の認知障害、この辺りが結構密接に関係してるって明らかにしたんだよね（Journal of Neurologyに発表されてる）。あ、ちなみに世界保健機関（WHO）が言うには、一番よく見られる症状は「疲労」とか「息切れ」、「認知機能障害」とかで、しかもそれらが最低でも2ヶ月続いて、発症後3ヶ月間継続する時に「COVID persistente」って診断されるんだそうです。たぶんね、それが基準っぽい。
あと、UOCとSant Pau病院が行った最近の研究（Brain and Behavior誌）だとさ、COVID-19は注意力とか遂行機能、学習力、それに長期記憶なんかにもすごく広い影響を及ぼすみたい。うーん…実際どうなんだろ。さらに科学文献によればだけど、患者さんの9〜49%くらいが発症から4週間後でもまだ疲労を訴えているし、およそ3分の1は1年経過しても疲労感が残っている、と推定されているわけ。それ結構しんどいと思うな[1][2]。
そうそう、それでUOC認知神経学研究室の責任者Marco Calabria氏は、「疲労は生活の質めっちゃ下げちゃうから、この症状プラス関連する精神的・認知的な障害についても絶対評価すべき」ってコメントしてた。でもまぁ今回の研究では、その疲労が抑うつを引き起こす原因になってるのか、その逆なのか――要するに因果関係についてはまだハッキリ分かんなかったみたいです。
参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/10158-un-estudio-relaciona-por-primera-vez-la-fatiga-del-covid-persistente-con-ansiedad-y-depresion-22-07-2022
え、ていうか疲労が最初なのか、それとも抑うつが原因なのか…そのへん、いまだによくわかんないっぽいよ！いや、本当にさ、これ判明したら全然サポート方法変わってくるじゃん！？原因しだいで治療もピンポイントになると思うし、なんか超大事なとこなんだよね。たぶんUOCの研究チームも今その関係性、色々頑張って調べまくってるみたい。結局患者さんのQOLを上げるにはさ、ここ徹底的に掘り下げないと意味ないって感じするよな！
