スペインの行政と病院運営の謎 - 税金の使われ方の違和感
2023年のデータなんだけど、マドリード州政府(あのイサベル・ディアス・アユソ知事のとこね)、Hospital de Emergencias Enfermera Isabel Zendalっていう病院に、なんと累計で200〜300百万ユーロもつぎ込んだらしい。最初に予定してた予算のだいたい3倍から6倍になっちゃってるんだって(Comunidad de Madrid 2023年報告とかEl Salto 2023年記事より)。
でもね、この施設…手術室もないし、患者さんが泊まるところも外来診療も無いし、厨房設備すら無いらしいよ。実際、2023年に受け入れた患者はたった429人、一日平均したら1人いるかどうかくらい。しかもそれなのに、2022年には運営費用としてだけでも約15.27百万ユーロかかったそうで…。さらに、2024年にも追加で数百万ユーロ規模の契約が新しい施設改修や維持費って名目で結ばれてる(El Salto 2022年の記事とかPúblico 2025年報道によると)。
あ、あとね、2025年にはこの病院を神経リハビリテーションセンターとして再利用するためにまた50百万ユーロ投じられる予定とも言われているらしいよ(Público 2025)。
それだけじゃなくて、この手の契約、多くが一般入札じゃなく随意契約ですぐ決めちゃう方式で進んでて…ちゃんと使われてない割には莫大なお金がずっと出て行ってることがめっちゃ批判されてたりする。こういう話、本当にどうなってんだろう?
でもね、この施設…手術室もないし、患者さんが泊まるところも外来診療も無いし、厨房設備すら無いらしいよ。実際、2023年に受け入れた患者はたった429人、一日平均したら1人いるかどうかくらい。しかもそれなのに、2022年には運営費用としてだけでも約15.27百万ユーロかかったそうで…。さらに、2024年にも追加で数百万ユーロ規模の契約が新しい施設改修や維持費って名目で結ばれてる(El Salto 2022年の記事とかPúblico 2025年報道によると)。
あ、あとね、2025年にはこの病院を神経リハビリテーションセンターとして再利用するためにまた50百万ユーロ投じられる予定とも言われているらしいよ(Público 2025)。
それだけじゃなくて、この手の契約、多くが一般入札じゃなく随意契約ですぐ決めちゃう方式で進んでて…ちゃんと使われてない割には莫大なお金がずっと出て行ってることがめっちゃ批判されてたりする。こういう話、本当にどうなってんだろう?
参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/10925-el-zendal-hospital-estrella-de-ayuso-con-solo-53-pacientes-acumula-en-2022-contratos-a-dedo-que-suman-15-millones-09-01-2023
日本人から見た海外の行政システム - 予算と透明性の文化の差
最近考えてたんだけど、日本でこういう話題を持ち出すと、まずね、「行政が病院とかにどれだけお金使ってるか」「その運営、ちゃんと透明になってる?」みたいな意識自体がそもそもスペインとぜんぜん違う気がする。例えばマドリードのエンフェルメーラ・イサベル・センダル緊急病院の話を例にしても…なんだろ、具体的に予算いくらで契約の方法が随意契約だとかそういう細かい部分、日本だとけっこう「ふーん」くらいで流されちゃうこと、多い。
それだけじゃなくてさ、その施設自体にオペ室とか調理場すらない、とか、利用者ほとんどいないのに巨額の予算使われ続けるっていう話を出しても、「日本なら絶対おかしいよね」ってピンと来づらいし、何のための建物なの?みたいな根本疑問とか、「再利用するときまた何で大金必要なの?」みたいな直球ツッコミが、あんまり共有されづらい気配。要するに空気感そのものが結構違う。
あとね、スペインの場合って入札とか契約過程そのものも全然日本とはやり方も雰囲気も違って、運営費の妥当性とか行政監督への批判的目線が、日本で説明しようとすると背景からめっちゃ細かく語らなきゃいけなくなる。正直、それだけハードル上がる。「海外では変な病院あるんだね」で終わっちゃって、じゃあ日本制度との比較や突っ込んだ議論にはたぶんつながりにくい感じが毎回ある。
それだけじゃなくてさ、その施設自体にオペ室とか調理場すらない、とか、利用者ほとんどいないのに巨額の予算使われ続けるっていう話を出しても、「日本なら絶対おかしいよね」ってピンと来づらいし、何のための建物なの?みたいな根本疑問とか、「再利用するときまた何で大金必要なの?」みたいな直球ツッコミが、あんまり共有されづらい気配。要するに空気感そのものが結構違う。
あとね、スペインの場合って入札とか契約過程そのものも全然日本とはやり方も雰囲気も違って、運営費の妥当性とか行政監督への批判的目線が、日本で説明しようとすると背景からめっちゃ細かく語らなきゃいけなくなる。正直、それだけハードル上がる。「海外では変な病院あるんだね」で終わっちゃって、じゃあ日本制度との比較や突っ込んだ議論にはたぶんつながりにくい感じが毎回ある。
