白人と『Caucasian』の違いは？人種用語の歴史と現代社会での使われ方を比較解説

Published on: 2025-10-06 | Last updated: 2025-10-06

白人やCaucasianという言葉の使い分け・背景を3日で意識できるコツ

まず3日間、ニュースやSNSで『白人』『Caucasian』が出てきたら、各3回ずつ例をメモしてみて。
実際の使われ方を可視化できると、違いがイメージしやすくなる…（3日後にメモが6例以上あれば達成）
2人以上の友達や同僚に『Caucasianって普段使う？どんな時？』って質問してみよう。
身近な感覚を知れると、教科書やネット情報とのズレに気付ける（1週間以内に2人以上から返答をもらえたらOK）
1週間で1回、外国の映画やドラマの会話シーンで人種に触れる場面を探して、どんな単語が出てくるかチェック。
リアルな言葉選びや場面の雰囲気を肌で感じることができる（週1回1シーン以上チェックしたらクリア）
5分以内で人種の項目がある公式書類やアンケート（英語・日本語問わず）を2種類見て、選択肢を比べてみよう。
制度や書類での表現の違いを意識できると、社会での扱われ方も見えてくる（2種類比較できればOK）

アメリカでなぜ今も『Caucasian』と呼ぶのか探ってみよう

なんかアメリカ人、いまだに「コーカソイド」って呼び方使ってるっぽい。理由？うーん、まあ正直よくわかんないけど、結論から言えば、今も米国の公式レポートとか会話では割と普通に残ってるね。科学者たちが昔、頭蓋骨とか根拠にしてたんだよな。でもさ、それってかなり作られた分類だったみたいだし、今も「人種」の捉え方に無意識で影響残してる気がする。まあ、本当にそれでいいのかは謎だけどな。

正直、自分が最初にこの「コーカソイド」とかアメリカ式の変な「人種」ワード知ったの、高校生ぐらい。あー懐かしい。インドいた時テレビで見たわ。警察が容疑者に「君の人種？」みたいに聞いてて、「コーカソイドです」って即答されてさ。なんつーか、その瞬間妙に数式みたいな答えだなと感じた覚えある。

で、部屋でぼーっとしながらその単語ずっと反芻してた。「ホワイト」は分かったけど…「コーカソイド」？は？何それ、ちょっと違和感すごかった。うん、その時点で、「これ本当に意味ある言葉なのかな？」って漠然と思った気がする。

ドイツ人学者ブローメンバッハと人種分類の起源を理解する

同級生の中には、親が海外で働いてて、その後にヨーロッパの人と結婚して、「ハーフ」になって色白で帰国した人もいた。正直、なんか不思議な気がするな。…あれ、「コーカサス人」って何だっけ？よくわからんけどさ、確か地理の授業では、コーカサス地方ってヨーロッパとアジアのあいだの山がいっぱいあるエリアって教わった気がする。アルメニアとかジョージアとかアゼルバイジャンの人が住んでるらしい。

実際に社会人になって、しばらくしてから仕事でコーカサス地方に行くことになった。…あれ？現地の人たちは思ったより背もそんな高くなくて、みんな髪は黒めだったし、肌もわりとオリーブっぽい色なんだけど？たぶん自分が映画で見てた「コーカサス系」イメージ—真っ白で彫刻みたいな顔とは全然違うよね。まあ、そのギャップは今もけっこう印象的かな…うん、忘れられない感じ。

白人とは何か、歴史からその定義の変化を見つけよう

え、なんでさ、あのスクリーンに真っ白な顔ばっか出てくるのに、それを説明する言葉がやたら茶色っぽい人とセットになってる感じなんだろう？ずっと不思議だったんだよね。これ、たぶん…いや違うな、社会が気づかないうちに言葉の意味をちょっとずつ曲げて、本来ならパッと言わなきゃいけないことをうまーくぼかすために使ってたりするんじゃないかなとか思った！で、そのへん調べ始めたら止まんなくなって…。}

{驚いた！マジでさ、「Caucasian」つまりコーカサス人種って単語、最初は頭蓋骨から生まれたらしいよ。18世紀末あたり？Johann Friedrich Blumenbachさんというドイツ人の人類学者がいてさ、その人がジョージア出身の女の子（たぶん）の頭蓋骨発見して「これ形キレイ！超理想！」みたいになった…いやマジ天才なのか暴走なのかわからんけど、とにかくそこからだね。}

{それで、その頭蓋骨を“白人”の元祖として推し始めちゃったみたいで、その山脈―ああごめん、コーカサス地方だから、「コーカサス」の名前借りて呼び方作ったらしい！えーと思わない？しかもその発想ひとつで、「疑似科学」的なノリで人種分けの歴史スタートですよ（笑）まじ衝撃。}

{当時さ、学者とか偉そうなおじさん達がカツラ着けて集まっては超上から目線モードだったらしく、人間を5個グループ分けしようぜ～的空気だった。「Caucasian（白）」「Mongolian（黄）」「Ethiopian（黒）」「American（赤）」そして「Malay（褐色）」、こんなざっくり感！なんだけど正直、それ、本当のこと探すっていうより自分達ルール整理したいだけじゃね？と今思えば突っ込みしかないわ。

アイリッシュやイタリア系移民はいつ白人になったのか知る

ヒエラルキーの話、昔からそういうもんだったっぽいよな。うーん、前にニューヨーク・シティの知り合いにこのエピソード話したことある。そしたら最初めっちゃ笑われた。でもね、直後になんか急に真面目な顔して、「白人ってさ、ドイツ人がジョージア州で拾った頭蓋骨好きすぎて生まれた…みたいな感じだろ？」とか言われてさ、それ聞いた瞬間ちょっと吹き出しそうになった。でも、妙に否定できない事実っぽいとこもあって複雑。

で、その頭蓋骨を軸にして作られてきた考え方――市民権の有無とか結婚制度や土地の持ち主ルール、そのへんの社会秩序全部さ…そこから膨らんできたものだったわけ。ほんとヤバいよね。いや「法」そのものが意外と紙一重でなんとなく成立してる感じするし、多分そうなのかもしれないな。

あと、21世紀アメリカで学生として暮らしてると、「white」ってID自体すごく曖昧じゃない？何回もそう思う場面あった。例えばアイリッシュ系のおじさん達とか、「祖父はボストンだと白人扱いされてなかった」とサラッと言ってくる瞬間、一度だけじゃなくて何度も経験あり。その度に「あぁ、“白”なんて全然決まった形でも永遠でもなかったよな」みたいな気持ちになるしかなくてさ…。

人種選択欄に現れる『Caucasian』という言葉を見直してみよう

うーん、正直あんまりまとまらないけど、「白人」って固定された生物学的なものじゃないと思う。ああ、そういえば、昔イタリア人は「肌が暗いからって誤魔化す奴ら」って呼ばれてたって話を読んだ気がするな。ギリシャ人やポルトガルの人も同じように「ブラウン」扱いされてたとか…実際、北ヨーロッパの人たちでさえその枠組みに入った時代が存在したっぽいね。

まあでも、DNAだけ見ても結局「白人」を決める基準にはならないよね、たぶん。例えるなら変なクラブみたいで、そのクラブの入口係（門番）がそのときの都合とかムード次第でメンバー変えちゃう感じ…。ルールも適当で割と曖昧なんじゃない？何か聞いたことあるような―いや違うか？でも、本当にそんな雰囲気。

それから、自分が書類記入した時にもちょっと似た感じ体験したことあるよ。「レース」を選ぶ欄に「ホワイト」とか載ってない時、結構ある。正直言って少し困惑したし、不思議だった。だから結局こういうラベル自体、場所やフォーマットによって全然違ったりするんだろうな…まあ多分そんな感じかな。

ロシアやブラジルの日常会話で人種がどう語られているか感じ取る

「Caucasian.」ってあった！正直、一瞬固まったよ。欄に泡ついてるのかと思ってジーッと見てたけど…本当に何も出てこなかった、言葉が。うわ〜って心で叫んでた。

レバノンの友達、はい、そう！「一応私Caucasianになるらしいけど…え、これ白人ってことなの？」って、なんか軽く言うからその場もなんとも変なムード！いや複雑すぎて頭ごちゃごちゃになった。

ちょっと話し戻すね。ブラジルの知り合い（女性）がさ、「兄弟姉妹6人いるんだけど全員先生から肌の明るさで違うレース分けられた」と聞かされたわけ。マジ！？肌が白いか黒いか、それだけでもうカテゴライズ…信じられない。

ロシア系の友達まで登場！彼曰く、「モスクワだとコーカサス地方の人（ジョージア人・アルメニア人・アゼルバイジャン人）とかが坊主頭に“黒”って侮辱されることあるよ」…は？意味めちゃくちゃじゃん。その“Caucasian”概念完全に変質してない？

思考加速！！その瞬間やっと腑に落ちた。「Caucasian」という言葉、自分たちを正確に区別する道具じゃなく、“遠ざけるもの”“無意味な純潔幻想”みたいな作用持ってる気がした。いやむしろ本来と逆方向へズレまくり、もう言葉自体が起源も意図も失っちゃったんじゃないかなと思ったわ。

美しさ・権力・所属意識が人種神話にどう絡んできたか考える

あ、なんていうかさ、人って「ごちゃごちゃした違い」をうまく並べ替えたい時って、必ずどこかで神話的なものを持ち込む気がするんだよね。いや、今思い返してみれば、これは別にアメリカ限定の人種カテゴリーの話じゃなくて、おそらくパワーとか、美しさ、それと帰属意識……全部がごちゃ混ぜで絡みついてる感じ？うん、たぶんそんな単純な話じゃないと思った。

それでさー、例えばだよ？ドイツの科学者がグルジア人 - つまりジョージアン - の頭蓋骨をすっごく絶賛してたことがあるし、「モンゴロイド」とか「ネグロイド」っていう言葉はあんまり使われなくなったとしても、「コーカサス人」って表現は未だに大事にしたいアメリカ人とかいたりして、不思議といつまでもこうやって枠にはめようとする文化が消えないのね。なんでそうなのかなぁ……まあ謎だけど。

あーあとさ、アイリッシュ移民も当初は十分「白人」と認められなかったって歴史あるし、自分の場合だとインド生まれだからどうにもラベル付けしきれない居心地になる時あるわけ。結局、自分自身で選べない箱ばっかり勝手に設定される感じがするな。あんまり自由になれる気はしないね。

それでもやっぱり、美しいとされることや権力、それからグループへの所属とか全部、本質的にはどこか繋がってるように思えてくる。不思議だけどヨーロッパではカフカース（コーカサス）出身のチェルケス女性 - ほらサーカシアンウーマンとも呼ぶけど - その人たちの容姿は美の象徴としてずっと理想化された歴史もあるんだよ。その顔立ちは石鹸や香水の商品広告なんかにもよく登場したらしい。変な話だよね、不思議というかさ…。

インド社会でも残る肌の色と階層意識を身近な例から考え直す

このイメージ、あーなんだっけ、まるで白人であることの証明スタンプ…みたいな感じで使われてたらしい。うそでしょ？実際、子孫は黒髪だしオリーブ色の肌なんだけどな。そう簡単に全部魔法みたいに説明できるものじゃないと思う、たぶん。

あ、それから「人種」ってワード自体がさ、今でもガンッと響くレベル感違いだよね。インドだと「色白」「色黒」こそこそ言ってたりする。結婚広告とか親戚ネタにも残ってるんだわ。なんていうか、コロニアルっぽい名残…みたい？

アメリカの場合も速攻現れる。「Caucasian」とか普通に警察とか病院とかの紙にも出てきちゃうよなぁ。この言葉とか分類が昔の骨オタク的なおじさん達（まあ科学者か）によって決められてさ、その権力ある人にはより力を与える仕組みだったっぽい。逆に無い人からは引き離す手段だったとも思う。

なんというか、自分ガキの頃この単語が分からなくて混乱した理由と、今気になっちゃう理由、多分同じことなんだろうなぁと思った日だった。まあつまり、「人種」カテゴリーがフワッとしてるとか出来上がったもの臭がすごいバレる。それ本物じゃない気しかしない、正直ね。

言葉が差別や壁になる瞬間、その力にどう向き合うか見てみよう

よし、スピードでまとめるよ！

- アメリカ人が「コーカソイド」って今でも言うの、単なる地理の問題じゃないんだ！古い神話とか謎の恐怖心、それにちょっと怪しい科学の名残とか混ざってるから使われ続けてる感じ。だから、そのまま生活にも地味に影響してるんだよね、きっと。

- でさ、この前グルジア人と話した時だけど、超色白な人もいて、「え、これ白人より白くね？」ってびっくりした。でも逆にアルメニア系の人で自分より濃い肌の人も普通にいるし、イタリア系の友達なんて「ホワイト呼びやめろ！」ってガチ切れしてた。

- それなのにさ、アメリカじゃ基本「一つの箱」にみんな入れようとするムードが強すぎ。ほんと顔も声も人生もごちゃごちゃ複雑なのに、その枠だけでまとめちゃうのおかしくない？マジで単純化しすぎて引く！

- たぶん…こういう中でその言葉を「まあそういうもんか」と受け入れてると、知らない間にまた同じ力関係をリセット＆再生産してしまう。それ、無意識な繰り返しになるから本当に気を付けた方がいい！！忘れるな！

自分自身と向き合い、人種用語から自由になる方法を考える

えーっと、まず結論っぽい話するね。移民の頭蓋骨、ストーリーの矛盾とか、それぞれを地道に記録するほど、「ごまかし」はうすれていく気がするな。グリフト（grift）、つまり詐欺や搾取の意味ね？あ、ここ今超大事なとこ。ちょっとメモしておいたほうがいいかも。

カーカシアン（Caucasian）って言葉さ、アメリカだと普通に使われてるけど、実際もう遺物だよなと思ってる。何というか…表向きは科学用語っぽいけど、本音では差別を肯定できるようにつくられたやつ。今となってはその名残がしつこく残ってるだけなんじゃない？

で、何で完全には消えてないの？理由、多分「ホワイト」より露骨に汚れて見えないから……かな。いや実際そんな綺麗なもんでもないんだけど。ただ、その皮をめくれば中身は同じで、人間を型にはめたり「肌＝運命」みたいに決めつけるためのラベルだった感じがある。

ずっと自分でも考えてたけど、「人間が勝手に生み出したカテゴリーなら、本当の所属感や"誰がいるべき"みたいなのなんて決められない」って分かったんだよね。「箱詰め」に人間収まらないんじゃないかな、人それぞれ違うし、歴史や枠じゃ割り切れない。それは本気でそう思ってるよ。

ちなみに、『The Night I Met My 90 Year-Old Self』『The Forbidden Psychology of Persuasion』とかいう本のタイトル挙げても、それら全部関係なくて――今伝えたい核はそこじゃなく、本質そのものだわ。