スペイン公務員の給与事情:インフレと購買力の狭間で
2025年9月8日時点だと、スペインの公務員給与に関して新しい引き上げはまだ決まっていないですね。なので、今のところ2025年分のお給料はそのまま凍結という状況です(UGTやCCOOが何度も要請したんだけどね)[2]。ちょっと前の最新合意によれば、2024年度分では2%プラス0.5%(IPCA連動型)の昇給が一応あったけど、この措置自体は「21世紀行政枠組み合意」(これは2022年10月にCSIF・UGT・CCOO三大労組+政府がサインしたもの)をベースとして進んでいる形らしい。ただ、その後、労使枠組み自体をアップデートして即座に交渉も再開しよう!という機運がかなり強くなってきてる模様[1][3]。
それと並行して、UGTやCCOOはまだ実現されてない部分について集中的な活動を展開中なんですよ。CSIFの方も財務相María Jesús Montero宛てで「昇給ぶん予算確保」の正式要望書をちゃんと出したうえで、一部職種じゃ購買力が最大20%以上落ちたとも言われていて、その改善にもアクション起こしています。それだけじゃなく、公的雇用の拡大や行政デジタル化、人事流動性、それに早期退職問題…そういう多岐なテーマ全体について話し合いテーブルになっている状態です。「公的部門まとめて新しい包括合意を目指す」という趣旨も表明されていますね[4]。
ちなみに直近だと、今回の会合ではまず昇給見直し議論から優先的にはじめるスケジュール感で話が進められつつ、この先数週間続けて交渉日程が段階的にセットされる計画となっています。ま、どう転ぶかわからない部分は正直あるよ…。
それと並行して、UGTやCCOOはまだ実現されてない部分について集中的な活動を展開中なんですよ。CSIFの方も財務相María Jesús Montero宛てで「昇給ぶん予算確保」の正式要望書をちゃんと出したうえで、一部職種じゃ購買力が最大20%以上落ちたとも言われていて、その改善にもアクション起こしています。それだけじゃなく、公的雇用の拡大や行政デジタル化、人事流動性、それに早期退職問題…そういう多岐なテーマ全体について話し合いテーブルになっている状態です。「公的部門まとめて新しい包括合意を目指す」という趣旨も表明されていますね[4]。
ちなみに直近だと、今回の会合ではまず昇給見直し議論から優先的にはじめるスケジュール感で話が進められつつ、この先数週間続けて交渉日程が段階的にセットされる計画となっています。ま、どう転ぶかわからない部分は正直あるよ…。
参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/otros-sectores/8420-gobierno-y-sindicatos-negocian-para-mejorar-los-salarios-de-los-funcionarios-y-aplicar-las-nuevas-normas-de-interinos-22-01-20232
労働組合の奮闘:待遇改善への道のり
「一部の職種では購買力が最大20%以上減ったという声が上がってるんだけど、現場ごとに体感がかなり違う気もするんだよね。CSIFの話を聞くと、看護師とか技術系の人たちはインフレや生活コスト上昇の影響を特に強く受けてて、“現状維持”なんてとても言えないし、むしろここ数年は実質給与がずっと下がり続けてる、なんて嘆く声もちらほら出てきてるんだ。でも最近になってIPCA(消費者物価指数連動型)昇給制度が導入されたおかげで、多少は恩恵を感じる人もいるっぽい。ただし、このIPCA方式を使っていてもやっぱり物価上昇にはなかなか追いつけない職場もまだ多いって話でさ。UGTとかCCOOなんかは、ポイントを絞った待遇改善とか再交渉への圧力をじわじわ強めてるみたい。そのうえ最近は給与面だけじゃなく待遇全体にスポットライトが当たってきていて、「もっと色んな角度から考えるべきじゃない?」という空気感が徐々に広まり始めてる感じだね。ま、いいか。」
