最新MRIリニアック導入も、人手不足で年間12人しか治療できない病院の苦悩

最新医療機器の宿命:導入しても活用できない現実

2023年、マドリードのHospital Universitario La Pazで導入されたMRI搭載型リニアック――これはFundación Amancio Ortegaから寄贈された、スペインにひとつしかない貴重なものなのに――が、「活用しきれていない」と現場から不満の声が上がっているらしい(Público 2023-02-27)。こういう最新技術って期待されやすいじゃないですか。実際、この装置なら40種にもわたる癌治療に対応できて、健康組織への影響もかなり抑えられるという話だ。でも…去年(2022年)、たった12人しか使われていないってのはどうなんでしょう。ま、驚くよね。

 イタリアのVerona・Sacro Cuore病院では同じタイプの機器で160人、韓国Severance病院だと390人も治療してる。それに比べると数字が本当に寂しい(20minutos 2023-02-26)。現場では人手不足も深刻で、5名が離職・8名休職中とのこと。…維持費は年50万ユーロ超とか、導入にも900万ユーロ掛かったっていうし…。医療従事者の負担や体制の問題がそのまま患者さんたちに返ってしまう構造なのかもしれない。「患者需要は高いけど、治療機会そのものが全然足りてない」――そうLa Pazスタッフは訴えていて、とても呑気には見ていられない状況だ(Público 2023-02-27)。

 ふう……設備だけじゃ解決できないもの、多すぎるなあ。ま、いいか。

参照先: https://www.sasmadrid.org/index_php/noticias/sanidad/11169-por-que-el-aparato-que-dono-amancio-ortega-a-la-paz-esta-desaprovechado-falta-de-organizacion-y-nula-gestion-01-03-2023

医療現場の人手不足が招く、高額設備の皮肉な実態

Hospital Universitario La Pazのスタッフが、「患者ニーズは本当に高いのに、治療を受ける機会自体が決定的に足りてないんです」とため息まじりで話していた理由…まあ、それもこれも、現場の人員不足がかなり深刻だかららしい。正直、マドリードでは専門職スタッフが5人一気に辞めて、さらに8人も休職中って、どうなってるんだか - これだけでも現場はカツカツになるよね。でも維持費はというと年額で50万ユーロを軽く超えてるし、その上、そもそもの導入時点でも900万ユーロという途方もない金額だったわけで…。そんな事情から、運用体制を整えるにも手間もコストも予想以上に食う始末。要するに(あっ、このフレーズ使っちゃダメだった)、先端設備をせっかく入れたのに業務負担増で稼働率が逆に下がってしまったり…結局フル活用されてない状況。こうやってみると、運用上の課題がひとつでも残れば「導入した=すぐ即戦力」には到底ならない――そのへんのリアルさばかりが際立ってきた感じがする。ま、いいか。

医療現場の人手不足が招く、高額設備の皮肉な実態

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